昨年7月より全12話で放送されたオリジナルTVアニメーション『プラネット・ウィズ』のLIVE ZOUND 全話一挙上映会が、2019年1月26日(土)、川崎の映画館「チネチッタ」にて開催された。今回は、最新鋭のハイエンド音響装置が作り出すチネチッタ独自のシネマサラウンドシステム“LIVE ZOUND”による特別上映。各話の間に実施された豪華ゲストによるトークショーの模様をお届けする。
第1話から第4話の上映終了後、司会を務めるライターの小林治さんが登場。続いてトークショー第1部のゲストとして、高天原のぞみ役の原田彩楓さん、黒井銀子役の井澤詩織さん、因幡美羽役の大和田仁美さんがステージに登壇した。女性キャストだけのトークショーは今回が初ということで、第1部のトークテーマは女性ならではの内容に。アフレコ現場では、劇中のオカルト研究会さながら“UMA(未確認生物)の話”をしていたという女性キャスト陣。そのトークの中で、原田さんがUMAを信じていないことが判明し、驚きを隠せない井澤さんと大和田さん。役作りのためにUFOの本を読んだという原田さんは「(内容は)難解でしたけど、雰囲気を味わいました(笑)」とマイペースに語った。
キュンとしたシーンについて、大和田さんは「第5話で、宗矢とのぞさんがごめんと言い合うシーンは可愛いですね」とコメント。一方、井澤さんの「お風呂に入っていた紅華が立ち上がる時に、葉介と閣下がヒャッてなるところが可愛いです(笑)」という回答に、場内からは大きな笑いが起こった。推しカップルについては、原田さんが「宗矢と銀子」、井澤さんが「葉介と紅華」、大和田さんが「虎居と紅華」を挙げ、それぞれ愛を熱く語った。また、タイプの男性キャラについて、井澤さんと大和田さん、そして会場を含めた大多数の票を虎居が獲得する中、原田さん一人が「おじいちゃんがお肉をモリモリ食べる姿にキュンとくるので、岳蔵さんが好きです!」と興奮する一幕も。
最後は、一人ずつメッセージを会場のファンに届け、トークショー第1部が終了。
▲高天原のぞみ役:原田彩楓さん
▲黒井銀子役:井澤詩織さん
▲因幡美羽役:大和田仁美さん
第5話から第8話の上映終了後、トークショー第2部がスタート。ゲストには監督の鈴木洋平さん、音響監督の岩浪美和さん、そしてサプライズゲストとして音楽の田中公平さんがステージに登壇した。田中さんが打ち上げの席で提案したことから実現した今回のLIVE ZOUND上映。客席で体感した鈴木さんの「小山(力也)ボイスが凄かった。あんな凄みのある『うにゃ』はないですよね(笑)」というコメントに会場は爆笑。音楽面のオーダーについて、田中さんは「原作の水上(悟志)先生の想いを聞いて、素晴らしい熱さのある作品だということが分かりました」と語り、さらに「最終話にかかる『愛の進化への道』は、水上先生がずっと愛を語ってくれていた『トップをねらえ2!』をイメージしました(笑)」と裏話を披露。また、今回のLIVE ZOUNDについて岩浪さんは、「この18インチのサブウーファーは凄いですよ。テレビでは絶対に聞こえない音が聞こえます」と絶賛。
▲監督:鈴木洋平さん
▲音楽:田中公平さん
▲音響監督:岩浪美和さん
そして最後は、第1部と同じく一人ずつメッセージを会場のファンに伝え、トークショー第2部が終了。その後は、第9話から第12話(最終話)が上映され、約6時間に渡る全話一挙上映会は、川崎に駆け付けた熱烈なファンによって大盛況のうちに幕を閉じた。